TOEFL iBT (3) – スピーキングとライティング

受験準備

こんにちは!今回は残りの2セクションであるスピーキングとライティングの特徴と、解く際私が気をつけていた点について説明したいと思います。

前回もお話した通り、TOEFLで重要なのはどれほど時間配分を上手にできるかだと思うので、それを意識しながら読んでみてください。

・スピーキング

スピーキングのセクションには2種類の問題が出題されます。与えられたお題に対して数十秒間で自分なりの考えを思いつく系統の問題と、講義内容を聞く、もしくは文章を読んだ上で与えられた質問に答えるというタイプの問題があります。後者のタイプの問題では、スピーキング力だけでなく、いかにスピーキング力をリーディング力とリスニング力と合わせられるかが求められています。つまり、授業で発言するときのような感覚です。授業中に聞いた内容、そして授業中に配られたプリントなどを読んだ上で発言するというような状況に似ていると思います。

スピーキングセクションではお題が与えられてから15-30秒しか考える時間が与えられません。タイマーが切れた瞬間にスピーキングの録音画面に切り替わるため、すぐに話し始めなくてはいけません。前者のタイプの問題で重要なことはいかに素早く話すテーマを思いつくかです。このタイプの問題に苦戦しそうであれば、普段からニュースなどを見て様々なお題を頭の片隅に置いておくと役に立つかもしれません。後者のタイプの問題で重要なのは、ノートを取ることです。聞いたり読んだりした内容を数十秒間でまとめ、まずこれを話して次にこれを話す、というように話す内容の順序、そして最後の締め方までを考えておく必要があります。

スピーキングセクションではやはり時間が鍵です。どれほど素早く話す内容を思いつき、まとめることができるかが重視されています。きちんとまとめられていない状態で話し始めても、途中で自分が何を言っているのか分からなくなり混乱してしまいます。そのため情報処理を素早くしつつ、すぐにノートにまとめることができるように練習しておくことをお勧めします。

・ライティング

ライティングセクションでは2問出題されます。1問目では文章を読み、講義を聞いた上でそれらの内容を20分でまとめなければいけません。ここでもリスニング力とリーディング力をライティング力と組み合わせることが求められています。スピーキングセクションと同様に、情報を素早くまとめるスキルが重要です。文章を打ち始める前に、ざっと文の構成を考え、簡単なアウトラインを組み立てることをお勧めします。第1パラグラフ、第2パラグラフ、まとめ、とそれぞれのセクションに何を書くかをざっと紙にまとめておくことはエッセイを書く過程で一番大切であると思います。

2問目ではお題が与えられ、実体験などに基づいて自分の考えを30分間で書くことが求められています。ここで重要なのは自分の考えを裏づけすることができる具体例を思いつくことです。もしこの系統の問題の過去問を解くのであれば、賛成意見と反対意見どちらも書くことができるように練習しておけば、本番で書くことがないというパニックに陥ることを防ぐことができると思います。

3つの記事を通して大まかにTOEFLの仕組みと、それぞれのセクションのポイント、そして私なりの解く上でのコツを説明しました。ここまで読んでくださりありがとうございました!

 

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