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  • 大学受験に向けた小論対策

    ほとんどの大学受験で必要となる小論文の対策をどのように行なったかを今回は取り上げていきます。

    小論文の対策を本格的に始めたのは、高校卒業後だったので7月からでした。最初の1ヶ月は、先生から出された課題を提出しては添削していただき、okが出るまで繰り返す毎日でした。もちろん、1つの課題のみを長くするわけにもいかず、異なる課題を複数平行して掛け持ちする形を取っていました。自分で考えているだけでは良い案も浮かぶはずもなく、先生に質問をしに行くだけでなく、本を読みあさっていました。(個人的には、インターネットで調べて出てくる情報よりはるかに深い知識や考えを得られる媒体だと思っています。)また、漢字の勉強も同時に行っていました。そして、1ヶ月経った頃から先生から出される課題だけでなく、私立大学の過去問にも取り組み始めました。私立大学の受験日から2ヶ月ほどしかなかったので、正直、自分でも十分な対策が出来るのか不安でいっぱいでした。でも、短いようで長く、濃い2ヶ月だったと自分自身感じています。そして、無事私立大学に合格しました。

    国立大学の小論文対策も私立大学と大差はなく、ひたすら小論文を書いては先生に添削していただき、書き直すを繰り返していました。ただ、掛け持ちする小論文の量は私立大学の時よりも多かったです。(私立大学に向けての課題と国立大学に向けての課題の難しさが異なったため、中々先生からokが出なかったということもあるとは思うのですが…)小論文を書く量以外に、本を読む量も増えました。

    最後まで読んでくださり、ありがとうございました。先が見えずに不安な日々を送っているという受験生が多いとは思いますが、この記事が何か役に立てれば幸いです!

  • 慶應PEARLについて

    慶應PEARLについて

    慶應PEARLとは慶應義塾大学経済学部の中の、授業を全て英語で行う9月入学のプログラムです。出願に必要な書類は、SAT(もしくはACT/IBなど)、SAT subject test (任意)、TOEFL(もしくはiELTS)、その他の共通試験、高校の成績、そして志望理由書(英語)です。これらの書類を元に合否が決まるため、筆記試験や面接などはありません。受験できる期間が3つに分かれているため、1期2期で不合格だった人も、また次の受験期間で再チャレンジすることができます。

    一学年に100人程度の生徒しかいないため、同じ学年の人とは最低でも顔見知り程度になることができます。コロナのため2020年度の秋学期は対面授業がなく、zoomや既に録画されている授業動画を見る形式の授業でした。そのため友達作りも例年以上に大変だったのですが、100人と少人数であるため、全ての授業それぞれにLINEのグループチャットが作られていて、友達を作ることが想像以上に容易に感じられました。この点は4月入学の生徒らと比べ、少人数というのは対面授業がなくても友達が作りやすいというメリットだと思います。更に慶應SFCにGIGAという似たようなすべて授業が英語で行われるプログラムがあるのですが、経済学を学びたいという人にはPEARLが良いと思います。経済学を英語で学びたい上に、日本語より英語の方が楽、もしくは好きという生徒にはぴったりなプログラムだと思います!

    PEARLの授業は全て英語ですが、英語以外の必修授業はほとんどが日本人の教授による授業でした。必修の英語授業では、毎学期教授が変わるのですが、授業内容のほとんどが長いリサーチペーパーを一つ仕上げ、それについてプレゼンテーションをすることでした。PEARL生は、PEARLの科目の他に、4月入学の慶應生向けの日本語の授業も受講できます。ですが、残念ながら単位にはカウントされません。更に、慶應生ならどの学部の人も受講できるGIC (Global Interdisciplinary Courses)という授業があります。この授業は全て英語のため、受講している生徒はPEARL生が多いですが、他学部の人々も受講しているためPEARL外の人脈を作るにはいいと思います。実際私が受講していた理科の授業には、薬学部の上級生などもいました。

    PEARLは2016年にできたため、去年(2020年)が初の卒業生の世代でした。そのためまだデータや情報も少なく不安やわからないことも多いとは思いますが、日本の大学に通いながら英語で授業を受け国際的なバックグラウンドを持った人々との人脈を作りたい人には良い環境だと思います!

    参考になれば幸いです。最後まで読んでいただきありがとうございました!

  • TOEFL iBT (3) – スピーキングとライティング

    TOEFL iBT (3) – スピーキングとライティング

    こんにちは!今回は残りの2セクションであるスピーキングとライティングの特徴と、解く際私が気をつけていた点について説明したいと思います。 前回もお話した通り、TOEFLで重要なのはどれほど時間配分を上手にできるかだと思うので、それを意識しながら読んでみてください。 ・スピーキング スピーキングのセクションには2種類の問題が出題されます。与えられたお題に対して数十秒間で自分なりの考えを思いつく系統の問題と、講義内容を聞く、もしくは文章を読んだ上で与えられた質問に答えるというタイプの問題があります。後者のタイプの問題では、スピーキング力だけでなく、いかにスピーキング力をリーディング力とリスニング力と合わせられるかが求められています。つまり、授業で発言するときのような感覚です。授業中に聞いた内容、そして授業中に配られたプリントなどを読んだ上で発言するというような状況に似ていると思います。 スピーキングセクションではお題が与えられてから15-30秒しか考える時間が与えられません。タイマーが切れた瞬間にスピーキングの録音画面に切り替わるため、すぐに話し始めなくてはいけません。前者のタイプの問題で重要なことはいかに素早く話すテーマを思いつくかです。このタイプの問題に苦戦しそうであれば、普段からニュースなどを見て様々なお題を頭の片隅に置いておくと役に立つかもしれません。後者のタイプの問題で重要なのは、ノートを取ることです。聞いたり読んだりした内容を数十秒間でまとめ、まずこれを話して次にこれを話す、というように話す内容の順序、そして最後の締め方までを考えておく必要があります。 スピーキングセクションではやはり時間が鍵です。どれほど素早く話す内容を思いつき、まとめることができるかが重視されています。きちんとまとめられていない状態で話し始めても、途中で自分が何を言っているのか分からなくなり混乱してしまいます。そのため情報処理を素早くしつつ、すぐにノートにまとめることができるように練習しておくことをお勧めします。 ・ライティング ライティングセクションでは2問出題されます。1問目では文章を読み、講義を聞いた上でそれらの内容を20分でまとめなければいけません。ここでもリスニング力とリーディング力をライティング力と組み合わせることが求められています。スピーキングセクションと同様に、情報を素早くまとめるスキルが重要です。文章を打ち始める前に、ざっと文の構成を考え、簡単なアウトラインを組み立てることをお勧めします。第1パラグラフ、第2パラグラフ、まとめ、とそれぞれのセクションに何を書くかをざっと紙にまとめておくことはエッセイを書く過程で一番大切であると思います。 2問目ではお題が与えられ、実体験などに基づいて自分の考えを30分間で書くことが求められています。ここで重要なのは自分の考えを裏づけすることができる具体例を思いつくことです。もしこの系統の問題の過去問を解くのであれば、賛成意見と反対意見どちらも書くことができるように練習しておけば、本番で書くことがないというパニックに陥ることを防ぐことができると思います。 3つの記事を通して大まかにTOEFLの仕組みと、それぞれのセクションのポイント、そして私なりの解く上でのコツを説明しました。ここまで読んでくださりありがとうございました!  
  • TOEFL iBT (2) – リーディングとリスニング

    TOEFL iBT (2) – リーディングとリスニング

    こんにちは!今回は前回お話したTOEFL iBTの中の2分野についてより細かく説明したいと思います。 前回の記事でもいったように、私はTOEFLを4回受けました。その4回のTOEFLの間に過去問は解いたことがなかったため、納得の行く点数が出るまでのTOEFLを過去問代わりにしていました。1発で納得の行く点数を出すことはほぼ不可能だと思うので、何回も受けて試験に慣れることで出題される問題の傾向もなんとなくつかむことができると思います。その上、大問の数が回によって異なるので、そのような普段と違う状況でも落ち着いて解くことができるようにするためにも何回も実際の試験を受けることは良いと思います。ではリーティングとリスニングの特徴と、私なりに気をつけていた点を紹介したいと思います。
    • リーディング (長文読解)
    このセクションでは3つ、もしくは4つの文章を読み、一つの文章に付き10問ほどの問題に答えます。文章の数は回によって違いますが、3つの場合は制限時間が54分、4つの場合は制限時間が72分となっています。つまり、一つの文章に付き18分費やすというのが目安となっています。長いように思えますが、TOEFLのリーディングで一番厄介なのは時間配分だと思います。問題には主に3種類あって、その文章内で使われている単語の意味を答えるもの、文章の内容に関する記号問題、そして最後にTOEFLならではの特殊な問題があります。その最後の問題では6個の選択肢の中から文章の内容と合うものを3つ選ぶというものがほとんどの場合出題されるのですが、よく引っ掛けのようなものが含まれているため、この問題のために少し余分に時間を残しておくといいと思います。 TOEFL iBTはパソコンを用いた試験であるため、制限時間ぴったりに画面が切り替わり、もとに戻れなくなります。そのため、たとえ問題すべてをとき終わっていなくても18分ほどを目安に次の文章を読み始めることをおすすめします。かんたんな問題ももちろん含まれているため、最後に数分程の余裕を残し、その時間に答えきれなかった問題に戻ると良いと思います。まだ答えていない問題に飛ぶことができるので、その機能を有効的に使うことをお勧めします。個人的には、TOEFLのリーディングで一番大切なのはとにかく読んで処理するスピードだと思います。それがうまくできれば、文章の難易度はそこまで高くないので心配することはないと思います。
    • リスニング
    このセクションでは主に2種類のリスニング問題があります。一つは大学の講義を聞き、講義内容についての問題に答えるものと、生徒同士、もしくは生徒と教員同士の会話を聞き、問題に答えるものがあります。講義のリスニングは3−4個出題され、会話のリスニングは2−3個出題されます。つまり全部で5−7種類の音源を聞くことになります。それぞれの音源は3−5分程度で、一つの音源につき5−6問出題されます。 特に講義内容のリスニング問題を解く上でとても重要な点は、いかに素早くノートをとるかということです。音声が流れている間は絶対にぼーっとせず、汚くていいのでとりあえず素早くノートをとることをおすすめします。試験会場では試験官の方たちがノートを取るための紙をくれるので、私は1枚で足りなくなるほどノートを取りました。リスニングセクションでは問題を解く時間は十分与えられるので、音声が流れている間は問題のことを考えず、ノートを取り続けることをおすすめします。 前回の記事でも言いましたが、TOEFLは海外の大学生が日常的に触れるレベルの音声しか流さないので、海外の現地校で授業を受け、友達と日々会話しているようであれば、これといった対策は必要ないと思います。 では今回はここで終わりにしたいと思います。次回はスピーキングとライティングについて説明します。読んでいただきありがとうございました!
  • TOEFL iBT (1)

    TOEFL iBT (1)

    こんにちは!今回は自分の経験をもとにTOEFL iBT についてお話したいと思います。

    私はTOEFLを合計4回受けました。TOEFLの参考書は持っていたものの、正直TOEFLのための勉強はあまりしませんでした。幼少期の2年弱に加え、中高の間の6年間をアメリカとイギリスで過ごし、高校2年生の時に初めてTOEFLを受けました。何も知識がない状態で受けた1回目の点数は92点でした。1回目のTOEFLで試験に慣れたところで2回目を受けてみたところ、1回目と比べて点数が10点ほどのびましたが、3回目はなんと1点下がってしまいました。少し間を開けて受けた4回目は点数がさらに10点ほどあがり、最終結果は114点でした。点数が自然に上がったのは3回実際の試験を受け試験に慣れ、コツをつかむことができたからだと思います。

    海外の現地校に行っている人であれば、学校で授業を受け、友達と日常会話をしているだけでTOEFL対策は十分なのではないかと思います。個人的に私はそうでしたが、もしかしたら全員にこれは当てはまらないかもしれません。ですが、TOEFLは英検などのように難しい単語が出されるのではなく、一般的な大学生の日常会話レベルをベースにした問題となっています。単語を覚えるタイプの試験ではなく、長文読解、リスニング、スピーキング、そしてライティングの4つのパートに分かれています。例えば、長文読解に用いられる文章内にあまり高度な単語は使用されませんし、リスニング問題では大学生同士の会話、教授と生徒の会話、そして大学の授業内容がメインになっています。難易度の高い問題を解く能力ももちろん大事ですが、それよりもどれほどネイティブ並みのスピードで文章を読み、処理し、スムーズにリスニングやスピーキング問題をこなすことができるかのほうがTOEFLでは重視されていると思います。ライティングに関しても、海外の現地校の英語の授業で出される課題をちゃんとこなすことができていれば、TOEFLのためだけの具体的な文法対策なども必要ないと思います。

    このように、英検などの他の英語の試験と比べると内容がややカジュアルなものになっています。そのため、私は参考書を買って必死にTOEFLのために勉強するのではなく、日常生活の中で英語を使う機会をできる限り増やすことのほうがTOEFLで高得点を自然に取得することにつながると思います。さらに、TOEFL iBTは他の試験とは異なり全てパソコンで行われるため、練習のために一度何も勉強せず受けてみることが試験に慣れる上で大切だと思います。次の記事ではそれぞれの4つの分野の特徴と、気をつけるべき点をより詳しく説明しようと思います。最後まで読んでいただきありがとうございました!

  • 英語力を維持する方法

    英語力を維持する方法

    こんにちは、Ericaです。

    今回は英語力を維持する方法についてお話ししようと思います。

    私は実際にこの三つの方法で、留学から帰ってきた後も英語力を維持することができています。

    一つ目の方法は、スマホの言語設定を英語にすることです。スマホは毎日使うものなので、英語設定にするだけで必然的に毎日必ず英語に触れることになります。

    二つ目は、英語を話す友達と連絡を取り続けることです。メールなどでやりとりする際是非電子辞書を使いながら少し難しい単語を会話文に取り入れるようにしてみて下さい。実践して新しい英単語を使うことで、スペルと一緒に覚えることができます。

    三つめは、寝る前に10分でもいいので洋書を読むことです。10分読むつもりでいても、物語に没頭してしまいいつの間にか30分、45分と時間が過ぎていたりします。

    これら三つの事はとても簡単かつ、毎日トータルで一時間以上は英語を使うことになります。

    是非実践してみて下さい。

    最後まで読んで頂きありがとうございました。

  • ハーフなのに英語が話せない?

    ハーフなのに英語が話せない?

    こんにちは、Ericaです。

    突然ですが、「帰国子女やハーフは習わなくても英語がすでにできるからずるい」と思ったことはないですか?

    私は、カナダと日本のハーフですが、日本生まれ日本育ちで小学校からずっと日本の公立学校に通っていて、そして家での会話も日本語だったので、ハーフにも関わらす、英語を話すことができませんでした。なので周りの人に、「ハーフなのに英語が喋れないってやばいよ」とか、「逆にどうしたらバイリンガルじゃないの?どうして?」などと聞かれることが多く、私もかつては、小さいころから英語と日本語の両方に触れられる環境で育った人たちを羨ましいと思っていました。

    しかし、一年間のアメリカ留学を終え日本帰国した時、私の考えは変わりました。今まで英語を話せる同級生の帰国子女をずっと羨ましいと思っていましたが、帰国後、彼らと何の問題もなく会話が出来るようになり、英語で彼らに日本語を教えたりできる程英語が上達しました。

    このまえ、母に、私が小さかったころなぜ英語と日本語両方で育てなかったのか聞いてみたら、日本語の土台をしっかり築いてほしかったからだと言っていました。私は、自身の経験から、高校生からでも頑張れば充分英語を流暢に話せるようになると思っています。実際に、私のTOEICスコアは高校入学時から高校三年生の夏までの二年半で約450点伸びました。

    また、御年80歳の祖父は定年後英語の勉強を始め、私が全く知らないような難しい英単語をたくさん知っています。

    今現在、英語ができないと悩んでいる方がいたら、高校からでも大人になってからでも英語はできるようになることを是非伝えたいです。

    最後まで読んで頂きありがとうございました。

  • IB校の特徴

    IB校の特徴

    こんにちは、momoです!

    今日はIB校、主にその最終プログラムであるDPの特徴について説明したいと思います。

     

    DPの大きな特徴の一つは日本のように生徒を文系、理系に分けることはせず、すべての生徒が様々な科目をバランスよく履修しなければならないことです。DPの生徒たちは六つの科目群から科目を一つずつ選択します。六つの科目群はLanguage and Literature, Language Acquisition, Individuals and Societies, Experimental Sciences, Mathematics, The Artsです。Language and Literatureはほとんどの場合生徒の第一言語を、Language Acquisitionでは第二言語を、Individuals and Societiesでは社会科学を、Experimental Sciencesでは自然科学を、MathematicsとThe Artsではそれぞれ数学と芸術を取り扱います。Language and Literatureについては生徒が自分の母語を選択するケースが多いようですが私の通っていたIB校では生徒の第一言語に関わらずほとんどの生徒が英語の授業を受けていました。もちろん自分の母語を選択している生徒もいましたが彼らは少数派でした。

    それぞれの科目群を見てみると日本の高校と比べてはるかに幅広い科目が取り扱われています。例えばIndividuals and SocietiesにはEconomics, History, Geographyなど日本の高校にもあるような科目に加えInformation Technology in a Global Society, Global Politicsなどの科目があります。「国際バカロレア」なだけあって、現代の国際化社会に注視した授業を受けることができます。またThe ArtsではMusic, Visual Artsに加えFilm, Danceなども選択することができます。生徒は幅広い選択肢の中から自分の興味に即して時間割を組むことができるのです。

    もう一つの大きな特徴は上記の科目群から選択した六つの授業の履修以外にもTOK、Extended Essay、CASに取り組まなければならないことです。TOKはTheory of Knowledgeの略で基礎的な認識論を取り扱いクリティカルシンキングのトレーニングをします。Extended Essayは4000語以内の課題論文を書くというものです。CASはCreativity, Activity, Serviceの略で定められた時間分の創造性、活動、奉仕関連の活動に取り組むというものです。Creativity, Activityに関しては楽器やスポーツのレッスンを受けることで条件を満たすことが可能ですが、Serviceでは自分から奉仕活動を探して活動しなければならないので他の二つと比べて能動的に取り組む必要があります。私の知り合いは近所の病院の雰囲気を明るくするために壁に絵を描いていました。ただ勉強ができるだけでなく、運動も適度に行い、想像力豊かで、さらには社会に積極的に働きかけることができる人間の育成をIBが目指していることが分かります。

    IBDPは日本の高校と異なる点がたくさんありますが、今日は私が感じた主な違いの2つを紹介させていただきました。日本政府がIB校の大幅な増加を計画していますが、日本で今後IB校の扱いがどうなるのか気になりますね。

  • 洋書を読むことのメリット

    洋書を読むことのメリット

    こんにちは、momoです!
    今回は、洋書を読むことのメリットについて取り扱います。

    私は読書が大好きなのですが、中東に引っ越した際日本語の本を手に入れるのが難しくなり、しばらく読書から離れていました。しかしどうしても本が読みたくなり、思い切って洋書を読み始めたらあまりの面白さに、その年は洋書を80冊ほど読んでしまいました。今考えてみると、洋書を読んだことによってさまざまな力が身につきました。
    一つ目はリーディング力です。かなり速いペースで本を読み漁っていたため他の3技能と比べてリーディングが見る見る上達し、TOEFLのリーディングセクションでは満点、英検1級のリーディングでも満点を取ることができました。文章を短い時間で正確に理解することが求められる英検やTOEFLで、多くの本を読むことによって速くなったリーディングスピードが非常に役に立ちました。英語を読むという行為に慣れることはどのような場面でも役に立ちます。
    二つ目はボキャブラリーです。洋書を読んでいると当然わからない単語にたくさん遭遇します。私は、内容を楽しむために読書をしていたので辞書でいちいち単語の意味を調べることはあまりしませんでした。しかし、同じ単語に何度も遭遇するうちに自然とその単語の「ニュアンス」のようなものをつかめるようになっていました。意味を具体的に説明することは出来ないけれど、その言葉がどういう場合に使われるのかが自然とわかるようになってきたのです。このような「なんとなくわかる言葉」が徐々に増えていき、語彙力が少しずつ上がっていきました。同じ単語は数度見れば記憶のどこかに残ります。言葉の引き出しを多く作っておくことで難しい文章にも対応できるようになるはずです。
    三つめは外国の文化を感じることができるということです。例えば、私が初めて読んだクラシックの小説、ジェーン・オーステン作『高慢と偏見』において、19世紀初頭のイギリス人女性が独立した存在として描かれていることに驚きました。19世紀のイギリスでは男性にのみ選挙権が与えられるなど、社会は男性優位なもので女性の権利は全く認められていなかったと勝手に思い込んでいたので、どんな相手にでも率直に自分の意見を述べるヒロインの姿が新鮮でした。ダンスパーティーや屋敷の様子などの描写によって当時の様子を想像しながら読むことができ、非常に興味深かったです。
    短い記事では到底語り切れないほど洋書にはたくさんの魅力が詰まっています。ぜひこの夏手にとってみて下さい。

  • 東大の帰国子女たち

    東大の帰国子女たち

    こんにちは、momoです。

    今回は東京大学の帰国子女の実態について取り上げます。

    東大には帰国子女入試があり平成30年度は15人が帰国子女枠で入学しました。東大の帰国子女入試の出願資格は上智やICUのものと比べ厳しく、少なくとも最終学年を外国の学校で終了しない限りは出願することができません(詳しくはこちらをご覧くださいhttps://www.u-tokyo.ac.jp/ja/admissions/undergraduate/e01_02_04_02j.html)。しかし東大にはこれらの条件を満たし、帰国子女枠で入学した帰国子女以外にも「隠れ帰国生」がたくさんいるんです。かくいう私もその隠れ帰国生の一人にあたる訳ですが…今日はその隠れ帰国生たちの実態について紹介します。

    東大の英語の授業の1つに教養英語という授業があります。この授業では入試の英語の成績によって3つにレベル分けされ、トップ10%の学生たちが一番レベルの高いG1に分類されます。G1の学生は帰国生または隠れ帰国生たちが多く、授業では高度な英語のディスカッションが展開されます。もちろん帰国生でない学生たちも英語のレベルは高く、積極的に参加しています。

    また、入試の英語の得点が高かった学生(上位1割程度)は学生は第二外国語を集中的に学習する、トリリンガルプログラム(TLP)を履修することができます(詳しくはこちらをご覧くださいhttp://www.cgcs.c.u-tokyo.ac.jp/tlp/)。TLP生は週1または週2の必修の第二外国語の授業に加えて週2回のネイティブの先生による授業と週1回の日本人の教授による授業を受けることになります。必修の授業で文法を学習するのに対しTLPの授業ではスピーキング、リスニング、ライティングなどの実践的な能力を身につけることができます。TLP生のみが参加できる2週間ほどの短期語学研修が春と夏に開催されており、現地でみっちりとその言語を学ぶことができます。TLPが開講されている言語は現時点では中国語、フランス語、ドイツ語、ロシア語、韓国語の5つの言語です。一番人数の多いTLP中国語は文系、理系それぞれ1クラスずつTLP生のみのクラスがあり、クラスメートと切磋琢磨しながら語学の学習に励むことができます。また、他の4言語では2年生の夏までしかTLPが開講されていないのに対し、TLP中国語は4年生まで受講することが可能となっております。とことん語学を追求したい方には中国語が向いているかもしれませんね。とはいえ他の言語でも高いレベルまで到達することは可能です。友人のフランス語TLP生は2年の春に仏検2級に合格していました。

    TLP生には隠れ帰国生がたくさんいます。聞いた話によるとドイツ語TLP生は半数以上が帰国生だそうです。中にはドイツ生まれの猛者もいるんだとか…

    TLP履修には高い英語力が絶対条件です。TOEFLで110点以上取りながら入試の得点が足りずTLPを受講することができなかった人がクラスにいてびっくりしました。東大のトップ10%の壁の高さがうかがわれます。

    今回は東大の「隠れ帰国生」たちがどのようにその語学力を発揮しているかについて紹介しました。最後までお読みくださりありがとうございます。