カテゴリー: 受験準備

  • 大学受験に向けた小論対策

    ほとんどの大学受験で必要となる小論文の対策をどのように行なったかを今回は取り上げていきます。

    小論文の対策を本格的に始めたのは、高校卒業後だったので7月からでした。最初の1ヶ月は、先生から出された課題を提出しては添削していただき、okが出るまで繰り返す毎日でした。もちろん、1つの課題のみを長くするわけにもいかず、異なる課題を複数平行して掛け持ちする形を取っていました。自分で考えているだけでは良い案も浮かぶはずもなく、先生に質問をしに行くだけでなく、本を読みあさっていました。(個人的には、インターネットで調べて出てくる情報よりはるかに深い知識や考えを得られる媒体だと思っています。)また、漢字の勉強も同時に行っていました。そして、1ヶ月経った頃から先生から出される課題だけでなく、私立大学の過去問にも取り組み始めました。私立大学の受験日から2ヶ月ほどしかなかったので、正直、自分でも十分な対策が出来るのか不安でいっぱいでした。でも、短いようで長く、濃い2ヶ月だったと自分自身感じています。そして、無事私立大学に合格しました。

    国立大学の小論文対策も私立大学と大差はなく、ひたすら小論文を書いては先生に添削していただき、書き直すを繰り返していました。ただ、掛け持ちする小論文の量は私立大学の時よりも多かったです。(私立大学に向けての課題と国立大学に向けての課題の難しさが異なったため、中々先生からokが出なかったということもあるとは思うのですが…)小論文を書く量以外に、本を読む量も増えました。

    最後まで読んでくださり、ありがとうございました。先が見えずに不安な日々を送っているという受験生が多いとは思いますが、この記事が何か役に立てれば幸いです!

  • 慶應PEARLについて

    慶應PEARLについて

    慶應PEARLとは慶應義塾大学経済学部の中の、授業を全て英語で行う9月入学のプログラムです。出願に必要な書類は、SAT(もしくはACT/IBなど)、SAT subject test (任意)、TOEFL(もしくはiELTS)、その他の共通試験、高校の成績、そして志望理由書(英語)です。これらの書類を元に合否が決まるため、筆記試験や面接などはありません。受験できる期間が3つに分かれているため、1期2期で不合格だった人も、また次の受験期間で再チャレンジすることができます。

    一学年に100人程度の生徒しかいないため、同じ学年の人とは最低でも顔見知り程度になることができます。コロナのため2020年度の秋学期は対面授業がなく、zoomや既に録画されている授業動画を見る形式の授業でした。そのため友達作りも例年以上に大変だったのですが、100人と少人数であるため、全ての授業それぞれにLINEのグループチャットが作られていて、友達を作ることが想像以上に容易に感じられました。この点は4月入学の生徒らと比べ、少人数というのは対面授業がなくても友達が作りやすいというメリットだと思います。更に慶應SFCにGIGAという似たようなすべて授業が英語で行われるプログラムがあるのですが、経済学を学びたいという人にはPEARLが良いと思います。経済学を英語で学びたい上に、日本語より英語の方が楽、もしくは好きという生徒にはぴったりなプログラムだと思います!

    PEARLの授業は全て英語ですが、英語以外の必修授業はほとんどが日本人の教授による授業でした。必修の英語授業では、毎学期教授が変わるのですが、授業内容のほとんどが長いリサーチペーパーを一つ仕上げ、それについてプレゼンテーションをすることでした。PEARL生は、PEARLの科目の他に、4月入学の慶應生向けの日本語の授業も受講できます。ですが、残念ながら単位にはカウントされません。更に、慶應生ならどの学部の人も受講できるGIC (Global Interdisciplinary Courses)という授業があります。この授業は全て英語のため、受講している生徒はPEARL生が多いですが、他学部の人々も受講しているためPEARL外の人脈を作るにはいいと思います。実際私が受講していた理科の授業には、薬学部の上級生などもいました。

    PEARLは2016年にできたため、去年(2020年)が初の卒業生の世代でした。そのためまだデータや情報も少なく不安やわからないことも多いとは思いますが、日本の大学に通いながら英語で授業を受け国際的なバックグラウンドを持った人々との人脈を作りたい人には良い環境だと思います!

    参考になれば幸いです。最後まで読んでいただきありがとうございました!

  • TOEFL iBT (3) – スピーキングとライティング

    TOEFL iBT (3) – スピーキングとライティング

    こんにちは!今回は残りの2セクションであるスピーキングとライティングの特徴と、解く際私が気をつけていた点について説明したいと思います。 前回もお話した通り、TOEFLで重要なのはどれほど時間配分を上手にできるかだと思うので、それを意識しながら読んでみてください。 ・スピーキング スピーキングのセクションには2種類の問題が出題されます。与えられたお題に対して数十秒間で自分なりの考えを思いつく系統の問題と、講義内容を聞く、もしくは文章を読んだ上で与えられた質問に答えるというタイプの問題があります。後者のタイプの問題では、スピーキング力だけでなく、いかにスピーキング力をリーディング力とリスニング力と合わせられるかが求められています。つまり、授業で発言するときのような感覚です。授業中に聞いた内容、そして授業中に配られたプリントなどを読んだ上で発言するというような状況に似ていると思います。 スピーキングセクションではお題が与えられてから15-30秒しか考える時間が与えられません。タイマーが切れた瞬間にスピーキングの録音画面に切り替わるため、すぐに話し始めなくてはいけません。前者のタイプの問題で重要なことはいかに素早く話すテーマを思いつくかです。このタイプの問題に苦戦しそうであれば、普段からニュースなどを見て様々なお題を頭の片隅に置いておくと役に立つかもしれません。後者のタイプの問題で重要なのは、ノートを取ることです。聞いたり読んだりした内容を数十秒間でまとめ、まずこれを話して次にこれを話す、というように話す内容の順序、そして最後の締め方までを考えておく必要があります。 スピーキングセクションではやはり時間が鍵です。どれほど素早く話す内容を思いつき、まとめることができるかが重視されています。きちんとまとめられていない状態で話し始めても、途中で自分が何を言っているのか分からなくなり混乱してしまいます。そのため情報処理を素早くしつつ、すぐにノートにまとめることができるように練習しておくことをお勧めします。 ・ライティング ライティングセクションでは2問出題されます。1問目では文章を読み、講義を聞いた上でそれらの内容を20分でまとめなければいけません。ここでもリスニング力とリーディング力をライティング力と組み合わせることが求められています。スピーキングセクションと同様に、情報を素早くまとめるスキルが重要です。文章を打ち始める前に、ざっと文の構成を考え、簡単なアウトラインを組み立てることをお勧めします。第1パラグラフ、第2パラグラフ、まとめ、とそれぞれのセクションに何を書くかをざっと紙にまとめておくことはエッセイを書く過程で一番大切であると思います。 2問目ではお題が与えられ、実体験などに基づいて自分の考えを30分間で書くことが求められています。ここで重要なのは自分の考えを裏づけすることができる具体例を思いつくことです。もしこの系統の問題の過去問を解くのであれば、賛成意見と反対意見どちらも書くことができるように練習しておけば、本番で書くことがないというパニックに陥ることを防ぐことができると思います。 3つの記事を通して大まかにTOEFLの仕組みと、それぞれのセクションのポイント、そして私なりの解く上でのコツを説明しました。ここまで読んでくださりありがとうございました!  
  • TOEFL iBT (2) – リーディングとリスニング

    TOEFL iBT (2) – リーディングとリスニング

    こんにちは!今回は前回お話したTOEFL iBTの中の2分野についてより細かく説明したいと思います。 前回の記事でもいったように、私はTOEFLを4回受けました。その4回のTOEFLの間に過去問は解いたことがなかったため、納得の行く点数が出るまでのTOEFLを過去問代わりにしていました。1発で納得の行く点数を出すことはほぼ不可能だと思うので、何回も受けて試験に慣れることで出題される問題の傾向もなんとなくつかむことができると思います。その上、大問の数が回によって異なるので、そのような普段と違う状況でも落ち着いて解くことができるようにするためにも何回も実際の試験を受けることは良いと思います。ではリーティングとリスニングの特徴と、私なりに気をつけていた点を紹介したいと思います。
    • リーディング (長文読解)
    このセクションでは3つ、もしくは4つの文章を読み、一つの文章に付き10問ほどの問題に答えます。文章の数は回によって違いますが、3つの場合は制限時間が54分、4つの場合は制限時間が72分となっています。つまり、一つの文章に付き18分費やすというのが目安となっています。長いように思えますが、TOEFLのリーディングで一番厄介なのは時間配分だと思います。問題には主に3種類あって、その文章内で使われている単語の意味を答えるもの、文章の内容に関する記号問題、そして最後にTOEFLならではの特殊な問題があります。その最後の問題では6個の選択肢の中から文章の内容と合うものを3つ選ぶというものがほとんどの場合出題されるのですが、よく引っ掛けのようなものが含まれているため、この問題のために少し余分に時間を残しておくといいと思います。 TOEFL iBTはパソコンを用いた試験であるため、制限時間ぴったりに画面が切り替わり、もとに戻れなくなります。そのため、たとえ問題すべてをとき終わっていなくても18分ほどを目安に次の文章を読み始めることをおすすめします。かんたんな問題ももちろん含まれているため、最後に数分程の余裕を残し、その時間に答えきれなかった問題に戻ると良いと思います。まだ答えていない問題に飛ぶことができるので、その機能を有効的に使うことをお勧めします。個人的には、TOEFLのリーディングで一番大切なのはとにかく読んで処理するスピードだと思います。それがうまくできれば、文章の難易度はそこまで高くないので心配することはないと思います。
    • リスニング
    このセクションでは主に2種類のリスニング問題があります。一つは大学の講義を聞き、講義内容についての問題に答えるものと、生徒同士、もしくは生徒と教員同士の会話を聞き、問題に答えるものがあります。講義のリスニングは3−4個出題され、会話のリスニングは2−3個出題されます。つまり全部で5−7種類の音源を聞くことになります。それぞれの音源は3−5分程度で、一つの音源につき5−6問出題されます。 特に講義内容のリスニング問題を解く上でとても重要な点は、いかに素早くノートをとるかということです。音声が流れている間は絶対にぼーっとせず、汚くていいのでとりあえず素早くノートをとることをおすすめします。試験会場では試験官の方たちがノートを取るための紙をくれるので、私は1枚で足りなくなるほどノートを取りました。リスニングセクションでは問題を解く時間は十分与えられるので、音声が流れている間は問題のことを考えず、ノートを取り続けることをおすすめします。 前回の記事でも言いましたが、TOEFLは海外の大学生が日常的に触れるレベルの音声しか流さないので、海外の現地校で授業を受け、友達と日々会話しているようであれば、これといった対策は必要ないと思います。 では今回はここで終わりにしたいと思います。次回はスピーキングとライティングについて説明します。読んでいただきありがとうございました!
  • TOEFL iBT (1)

    TOEFL iBT (1)

    こんにちは!今回は自分の経験をもとにTOEFL iBT についてお話したいと思います。

    私はTOEFLを合計4回受けました。TOEFLの参考書は持っていたものの、正直TOEFLのための勉強はあまりしませんでした。幼少期の2年弱に加え、中高の間の6年間をアメリカとイギリスで過ごし、高校2年生の時に初めてTOEFLを受けました。何も知識がない状態で受けた1回目の点数は92点でした。1回目のTOEFLで試験に慣れたところで2回目を受けてみたところ、1回目と比べて点数が10点ほどのびましたが、3回目はなんと1点下がってしまいました。少し間を開けて受けた4回目は点数がさらに10点ほどあがり、最終結果は114点でした。点数が自然に上がったのは3回実際の試験を受け試験に慣れ、コツをつかむことができたからだと思います。

    海外の現地校に行っている人であれば、学校で授業を受け、友達と日常会話をしているだけでTOEFL対策は十分なのではないかと思います。個人的に私はそうでしたが、もしかしたら全員にこれは当てはまらないかもしれません。ですが、TOEFLは英検などのように難しい単語が出されるのではなく、一般的な大学生の日常会話レベルをベースにした問題となっています。単語を覚えるタイプの試験ではなく、長文読解、リスニング、スピーキング、そしてライティングの4つのパートに分かれています。例えば、長文読解に用いられる文章内にあまり高度な単語は使用されませんし、リスニング問題では大学生同士の会話、教授と生徒の会話、そして大学の授業内容がメインになっています。難易度の高い問題を解く能力ももちろん大事ですが、それよりもどれほどネイティブ並みのスピードで文章を読み、処理し、スムーズにリスニングやスピーキング問題をこなすことができるかのほうがTOEFLでは重視されていると思います。ライティングに関しても、海外の現地校の英語の授業で出される課題をちゃんとこなすことができていれば、TOEFLのためだけの具体的な文法対策なども必要ないと思います。

    このように、英検などの他の英語の試験と比べると内容がややカジュアルなものになっています。そのため、私は参考書を買って必死にTOEFLのために勉強するのではなく、日常生活の中で英語を使う機会をできる限り増やすことのほうがTOEFLで高得点を自然に取得することにつながると思います。さらに、TOEFL iBTは他の試験とは異なり全てパソコンで行われるため、練習のために一度何も勉強せず受けてみることが試験に慣れる上で大切だと思います。次の記事ではそれぞれの4つの分野の特徴と、気をつけるべき点をより詳しく説明しようと思います。最後まで読んでいただきありがとうございました!

  • 自分に合ったクラス

    自分に合ったクラス

    お久しぶりです、Naokiです。

    高校を卒業してから日本で帰国生入試の対策のために予備校に通っていたのですが、生徒が150名程度もいたため、入って間もない頃に「クラス分けテスト」というものがありました。そこでは帰国生入試と同様に、英語と小論文のテストが課せられ、そのレベルによってクラスが分けられました。

    私は帰国する前から小論文を教わっていたため、結果的には英語も小論文も上のクラスに入ることができました。正直なところ、「成績でクラス分けたところでそんなに変わらないでしょ、友達と同じクラスがよかったな」と思っていました。

    そう思いながらしばらく予備校生活を送っているとあっという間に9月になり、私立大学の入試期間になりました。そこでいくつかの大学に合格し、次は年明けの国立大学の入試に向けて切り替えて勉強に励もうとしていました。私立大学受験後に予備校へ行くと、明らかに生徒の数は減っていました。実は6クラスあった中で上位2つのクラスの生徒以外のほとんどは私立大学入試で受験が終わった人たちでした。私の友達のほとんども志望していた私立大学に合格したため受験が終わっていました。

    甘えたことであるのは承知ですが、周りの友達が受験を終えて遊んでいる中で、自分だけ勉強しているのは正直辛かったです。しかし、周りのクラスメイトの多くは私と同じように国立大学を志望していたため、そのような頑張っている人に囲まれて勉強できたことでその辛さは軽減されたように思います。もし自分が他のクラスにいたら国立大学の受験まできちんと頑張れていたかわかりません。もしかしたら友達と一緒に私立大学へ行っていたのかもしれません。そのとき初めて、友達と違うクラスでよかったなと思いました。

    日本の高校生の受験期間と比べると帰国生受験などとても短く、一瞬で終わるだろうと思われがちですが、個人的な体感時間としては結構長かったです。それは自分が何校も受験したからかもしれません。その時間を友達と過ごすのも大事ではありますが、自分を高めてくれる人たちが周りにいることが、大学受験にとってはとても大事なことかもしれません。受験期ぐらいは友達と少々疎遠になってしまいますが、頑張って乗り切りましょう!

  • 海外生活での夏休み

    こんにちは。Naokiです。

    みなさんご存知かもしれませんが、海外の学校は長期休暇(夏休み・冬休み)が日本の学校に比べてかなり長いです。学生にとって「海外の学校生活のいいところ」を挙げるとしたら、「夏休みが長いところ」が間違いなくトップ10に入るでしょう。

    それはさておき、学生のみなさんは毎年夏休みになにをしますか?
    日本に親戚がいる海外の学生さんはご家族と一緒に一時帰国することが多いのではないでしょうか。
    私の場合は、IBの必須項目の一つである、CAS(Creativity, Activity and Service)に時間を費やしていました。CASというのは簡単に言うとボランティア活動です。IBでは2年間で合計150時間以上のボランティア活動が求められます。

    まずこの話を聞いたとき、「ボランティア活動ってなにをすればいいのだろう」というのが正直な感想でした。日本にいた頃にはボランティア活動をしたことが「近所のゴミ拾い」しかなく、なぜか「無賃労働」のようなネガティブなイメージばかり持っていました。しかし、「自分の好きなことで役に立てそうなこと」をしてみるとその考えは変わります。

    そのことに気付くまでは、学校のバザーのお手伝いや図書館のお手伝いなどで地道に頑張っていましたが、どれも大してやりがいを感じられませんでした。自分の興味がないことに時間を費やすのは精神的にも厳しいものがありました。
    そこで自分の関心があるものを考えているうちに、私は昔から子どもが大好きで、自分の小さい頃は学校の先生になりたい時期があったことを思い出しました。そこで、小学生だけが参加できる二泊三日のアウトドアキャンプのインストラクターを自分で探して応募し、夏休みの間にやってみることにしました。とても大変ではありましたが、やりがいに満ちていて、とても楽しい時間を過ごすことができました。

    このような自分のやりたいボランティアは直前に探し始めてもなかなか見つかりません。あらかじめ余裕をもって探しておくことで、夏休みや一時帰国のタイミングに合わせてCASをこなすことができます。

    CASを行う2年間は長いようで意外と短いです。夏休みなどに一気にこなすことを私はオススメします。また、「やりたくないけどやらなきゃいけないから適当にボランティア活動をする」のではなく、「やりたいことで誰かの役に立つボランティア活動をする」ことがCASの攻略法だと考えます。

    あくまで個人の経験に基づくものですが、ぜひ参考にしていただければと思います。

  • 早いうちに

    早いうちに

    はじめまして。Naokiです。

    私は小学校の頃アメリカに2年半、高校の頃ドイツに4年間ほど住んでいました。自身の経験に基づいた、日本の大学の帰国生入試に向けた話を少し紹介したいと思います。

    私がドイツに住んでいた頃はインターナショナルスクールへ通っており、IBの課題に追われる日々でした。もちろん当時は大学受験のことを考える余裕もあまりなく、ただただ IBの大変さに困っていました。正直 IB Diplomaを取得さえできれば日本の大学に入れるだろう、と当時の私は考えていました。

    しかし、IBも終盤に差し掛かり、親と進学先のことについて話しているうちに、「IB Diplomaを取得すること」が最終目標ではないと気づかされました。出願する大学にもよりますが、IB Diplomaは出願の際に提出しなければならない資格の一つであり、それだけで入学が約束されるのではないと知りました。また、IB Diplomaだけでなく英検やTOEFL、IELTSなど他にも必要なものがたくさんあると知りました。特にTOEFLなどは成績の有効期限があるため、大学受験の期間に合わせて受験しなければなりません。

    自分が将来進みたい大学に入るために何が必要か、それを知るために一番有効的なものは「募集要項」です。(今では簡単にオンラインで見ることができるようになっている大学が多いですが、一部の大学は請求しなければなりません。)募集要項を確認し、IB Diplomaや先生からの推薦書の提出を求められる大学があれば、通っている学校の先生に事前に頼んでおく必要があり、TOEFLなども受験期間に合わせて前もって勉強する必要があります。多くの帰国生は高校卒業後、日本の帰国生向けの予備校に通うと思いますが、いざ出願する際に足らない書類が出てきた場合、日本に帰ってきてからそのことに気づくと本当に困ります。特にTOEFLの受験期間などを間違えるとどうしようもないです。海外からの書類は1、2日では届きません。

    自分自身、帰国生入試を受けたことにより「あらかじめ、前もって、早いうちに、余裕を持って」準備する重要さを痛感しました。受験生の皆さんはいまの学校生活でかなり忙しいとは思いますが、早いうちから「受験しようかな」、と思っている大学の募集要項に軽く目を通し、どのような書類や資格が各大学に何枚程度必要なのかをまとめておくことをオススメします。

  • 学習院大学で英語は学べるの?インテンシブコース?

    ごきげんよう、皆様いかがお過ごしでしょうか。今回は、私が通っている学習院大学の英語コースについてお話ししたいと思います。学習院大学といえば、皇族の方々が通われていることから有名な大学であると思いますが、学習院=英語というイメージはあまりお持ちではない方が多いと思います。英語教育で有名な大学といえば国際基督教大学、上智大学、立命館アジア太平洋大学などですよね。多くの帰国子女の学生は英語に特化した大学に出願していると思います。せっかく、インターナショナルスクールや現地で身につけた”英語力”を失うのはとっても勿体ないことだと思います。大学でも、多くの帰国生は英語力を維持したいという理由から、英語教育に特化した大学選びをするのではないでしょうか。

    学習院大学には、あまり数多くの帰国子女はおりません。私の学部には、3人程度です。大学自体が小規模なので、あまり多くの学生を受け入れていないことも事実なのですが、私は”インターナショナルスクールのレベルでの英語を勉強したい”、”英語力を維持したい”と考えている帰国生の皆さんには、学習院大学で学ぶことをお勧め致します。学習院大学には、”英語インテンシブコース”というものがあります。それは、国際人として通用する英語の実践的な能力を養成するために特別に設けられているコースです。どの学部、生徒さんでも4月初めに行われる試験に合格すれば、履修することが可能です。試験はトイックなので、帰国生にとっては有利なのではないでしょうか。また、指定された単位数を履修すれば、「学習院大学インテンシブコース終了書」が貰えます。勿論、指定されている単位数全てを履修せずに、自分が履修したいクラスを自由に履修することも可能です。

    インテンシブコースでは、言語・社会・政治・翻訳・文化…などを全て英語で学びます。勿論、教授はネイティブであり、生徒同士も英語で会話をしています。インターナショナルスクールそのものだと考えてしまってもいいと思うほど、帰国子女や留学経験のある生徒、そしてネイティブの生徒さんがたくさんいらっしゃいます。学部も学年もバラバラなので、いろいろな学部、学年の生徒さんと出会えます。また、海外生活が長く、なかなか日本の学校で馴染めない・友達ができない…という生徒さんにはとってもお勧めです。私自身もそうでしたが、インテンシブコースの授業が大学生活において一番楽しいです。インターナショナルスクールに戻ったような、なんだかとっても懐かしい気持ちになります。

    上記のことから、学習院大学のインテンシブコースはとても良いプログラムであると思います。授業もとても少ない人数で行われるので、生徒同士は勿論、教授とも親しくなれるので、お勧めです。そして、大学でも英語を勉強し続けたい・英語力を維持したいという方には、とても良い環境が整っていると思います。

    詳細は、大学のウェブサイトにてご確認ください。今回も読んでくださりありがとうございました。受験生の皆様のご健闘を心よりお祈り申し上げます。

  • IB最終試験に向けて…

    こんにちは、いよいよ来月はIBの最終試験ですね。緊張されている方もたくさんいらっしゃると思います。今回は、私が行っていたIB Japaneseの試験にむけての勉強方法についてお話ししたいと思います。

    まず、IBの最終試験でのpaper1についてですが、この試験に関しては実際、授業で行った範囲の問題が出題されるわけではありません。なので、十分な分析力を試験までに身につけておく必要があります。IBでは、数多くの文学作品を学習したと思いますが、その時に作品のどこに注目し、論文を書いていたかがpaper1では重要となってきます。paper1では、過去に読んだことのない問題が出題されるため、戸惑ってしまう方も多いと思いますが、基本的にはpaper2、そして授業で行っている分析と同じです。「実際のpaper1の試験で何を書いたらいいのかわからない」という質問を授業の中で、よく聞くのですが、次のようなことに注目して書き進めるといいと思います。

    作中の文化的背景・文学的手法・風景描写・歴史(時代)・性別(どちらの目線で書かれた作品なのか)・宗教・話し口調・作品の構成(段落・何人称で書かれているか etc)

    これらのことに注目して書き進めると比較的点数が取れやすくなります。また、できるだけ多くの過去問を解いておくことが重要です。過去問を解いておくだけで、出題される問題の形式に慣れてくると思います。

    では次に、paper2では、どのような練習が必要かについてお話ししたいと思います。paper2に関しては、授業で読んだことの作品を用いて問題を解くため、準備がしやすいと思います。paper2に関しても過去問をできるだけといておくことで、ある程度問題の形式を理解することが可能です。一つ一つの問題に対して、明確に答えられるように準備をしておくと、本番はそれほど難しくないと思います。「登場人物がどのような影響を作品に与えているか」、「風景描写はどのような場面で使われ、どのような効果をもたらしているか」などといった問題が出題されることが多いです。できるだけ、たくさんの問題を解き、作品ごとに、本番の試験で書けそうなポイントをまとめ、ノートにとっておくと良いと思います。また、paper2では、2作品以上を比較しなければならないので、あらかじめどの問題が出たら、どの作品について述べるかを考えておくと良いでしょう。また、似たような部分(共通点のある)作品や、比較しやすい作品を予め選んでおき分析し、ノートにリストを作るなどの準備をしておくと、本番あせらず試験を受けられることに繋がると思います。では、どのようなことに注目し、作品を比較すれば良いかについてですが、上記の通り、part1と同じように分析していくと良いと思います。part2に関しては予め、何度も繰り返して作品を読むこと・重要な部分に付箋を貼ること・ノートにまとめておく作業をすることで、点数を上げることが可能です。

    このように、IB Japaneseの最終試験に向けて自主的に勉強する方法はあるので、作品を何度も読み直し、さらに分析しておくことが重要であると言えます。

    試験に向けて勉強することで、ストレスがたまることもあると思いますが、IBで良い結果を残すことで、受験の幅が広がります!

    今回も読んでいただき、ありがとうございました。

    IB受験・帰国子女受験をされる皆様のご健闘を心よりお祈りいたします。