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  • 大学受験に向けた小論対策

    ほとんどの大学受験で必要となる小論文の対策をどのように行なったかを今回は取り上げていきます。

    小論文の対策を本格的に始めたのは、高校卒業後だったので7月からでした。最初の1ヶ月は、先生から出された課題を提出しては添削していただき、okが出るまで繰り返す毎日でした。もちろん、1つの課題のみを長くするわけにもいかず、異なる課題を複数平行して掛け持ちする形を取っていました。自分で考えているだけでは良い案も浮かぶはずもなく、先生に質問をしに行くだけでなく、本を読みあさっていました。(個人的には、インターネットで調べて出てくる情報よりはるかに深い知識や考えを得られる媒体だと思っています。)また、漢字の勉強も同時に行っていました。そして、1ヶ月経った頃から先生から出される課題だけでなく、私立大学の過去問にも取り組み始めました。私立大学の受験日から2ヶ月ほどしかなかったので、正直、自分でも十分な対策が出来るのか不安でいっぱいでした。でも、短いようで長く、濃い2ヶ月だったと自分自身感じています。そして、無事私立大学に合格しました。

    国立大学の小論文対策も私立大学と大差はなく、ひたすら小論文を書いては先生に添削していただき、書き直すを繰り返していました。ただ、掛け持ちする小論文の量は私立大学の時よりも多かったです。(私立大学に向けての課題と国立大学に向けての課題の難しさが異なったため、中々先生からokが出なかったということもあるとは思うのですが…)小論文を書く量以外に、本を読む量も増えました。

    最後まで読んでくださり、ありがとうございました。先が見えずに不安な日々を送っているという受験生が多いとは思いますが、この記事が何か役に立てれば幸いです!

  • TOEFL iBT (3) – スピーキングとライティング

    TOEFL iBT (3) – スピーキングとライティング

    こんにちは!今回は残りの2セクションであるスピーキングとライティングの特徴と、解く際私が気をつけていた点について説明したいと思います。 前回もお話した通り、TOEFLで重要なのはどれほど時間配分を上手にできるかだと思うので、それを意識しながら読んでみてください。 ・スピーキング スピーキングのセクションには2種類の問題が出題されます。与えられたお題に対して数十秒間で自分なりの考えを思いつく系統の問題と、講義内容を聞く、もしくは文章を読んだ上で与えられた質問に答えるというタイプの問題があります。後者のタイプの問題では、スピーキング力だけでなく、いかにスピーキング力をリーディング力とリスニング力と合わせられるかが求められています。つまり、授業で発言するときのような感覚です。授業中に聞いた内容、そして授業中に配られたプリントなどを読んだ上で発言するというような状況に似ていると思います。 スピーキングセクションではお題が与えられてから15-30秒しか考える時間が与えられません。タイマーが切れた瞬間にスピーキングの録音画面に切り替わるため、すぐに話し始めなくてはいけません。前者のタイプの問題で重要なことはいかに素早く話すテーマを思いつくかです。このタイプの問題に苦戦しそうであれば、普段からニュースなどを見て様々なお題を頭の片隅に置いておくと役に立つかもしれません。後者のタイプの問題で重要なのは、ノートを取ることです。聞いたり読んだりした内容を数十秒間でまとめ、まずこれを話して次にこれを話す、というように話す内容の順序、そして最後の締め方までを考えておく必要があります。 スピーキングセクションではやはり時間が鍵です。どれほど素早く話す内容を思いつき、まとめることができるかが重視されています。きちんとまとめられていない状態で話し始めても、途中で自分が何を言っているのか分からなくなり混乱してしまいます。そのため情報処理を素早くしつつ、すぐにノートにまとめることができるように練習しておくことをお勧めします。 ・ライティング ライティングセクションでは2問出題されます。1問目では文章を読み、講義を聞いた上でそれらの内容を20分でまとめなければいけません。ここでもリスニング力とリーディング力をライティング力と組み合わせることが求められています。スピーキングセクションと同様に、情報を素早くまとめるスキルが重要です。文章を打ち始める前に、ざっと文の構成を考え、簡単なアウトラインを組み立てることをお勧めします。第1パラグラフ、第2パラグラフ、まとめ、とそれぞれのセクションに何を書くかをざっと紙にまとめておくことはエッセイを書く過程で一番大切であると思います。 2問目ではお題が与えられ、実体験などに基づいて自分の考えを30分間で書くことが求められています。ここで重要なのは自分の考えを裏づけすることができる具体例を思いつくことです。もしこの系統の問題の過去問を解くのであれば、賛成意見と反対意見どちらも書くことができるように練習しておけば、本番で書くことがないというパニックに陥ることを防ぐことができると思います。 3つの記事を通して大まかにTOEFLの仕組みと、それぞれのセクションのポイント、そして私なりの解く上でのコツを説明しました。ここまで読んでくださりありがとうございました!  
  • TOEFL iBT (2) – リーディングとリスニング

    TOEFL iBT (2) – リーディングとリスニング

    こんにちは!今回は前回お話したTOEFL iBTの中の2分野についてより細かく説明したいと思います。 前回の記事でもいったように、私はTOEFLを4回受けました。その4回のTOEFLの間に過去問は解いたことがなかったため、納得の行く点数が出るまでのTOEFLを過去問代わりにしていました。1発で納得の行く点数を出すことはほぼ不可能だと思うので、何回も受けて試験に慣れることで出題される問題の傾向もなんとなくつかむことができると思います。その上、大問の数が回によって異なるので、そのような普段と違う状況でも落ち着いて解くことができるようにするためにも何回も実際の試験を受けることは良いと思います。ではリーティングとリスニングの特徴と、私なりに気をつけていた点を紹介したいと思います。
    • リーディング (長文読解)
    このセクションでは3つ、もしくは4つの文章を読み、一つの文章に付き10問ほどの問題に答えます。文章の数は回によって違いますが、3つの場合は制限時間が54分、4つの場合は制限時間が72分となっています。つまり、一つの文章に付き18分費やすというのが目安となっています。長いように思えますが、TOEFLのリーディングで一番厄介なのは時間配分だと思います。問題には主に3種類あって、その文章内で使われている単語の意味を答えるもの、文章の内容に関する記号問題、そして最後にTOEFLならではの特殊な問題があります。その最後の問題では6個の選択肢の中から文章の内容と合うものを3つ選ぶというものがほとんどの場合出題されるのですが、よく引っ掛けのようなものが含まれているため、この問題のために少し余分に時間を残しておくといいと思います。 TOEFL iBTはパソコンを用いた試験であるため、制限時間ぴったりに画面が切り替わり、もとに戻れなくなります。そのため、たとえ問題すべてをとき終わっていなくても18分ほどを目安に次の文章を読み始めることをおすすめします。かんたんな問題ももちろん含まれているため、最後に数分程の余裕を残し、その時間に答えきれなかった問題に戻ると良いと思います。まだ答えていない問題に飛ぶことができるので、その機能を有効的に使うことをお勧めします。個人的には、TOEFLのリーディングで一番大切なのはとにかく読んで処理するスピードだと思います。それがうまくできれば、文章の難易度はそこまで高くないので心配することはないと思います。
    • リスニング
    このセクションでは主に2種類のリスニング問題があります。一つは大学の講義を聞き、講義内容についての問題に答えるものと、生徒同士、もしくは生徒と教員同士の会話を聞き、問題に答えるものがあります。講義のリスニングは3−4個出題され、会話のリスニングは2−3個出題されます。つまり全部で5−7種類の音源を聞くことになります。それぞれの音源は3−5分程度で、一つの音源につき5−6問出題されます。 特に講義内容のリスニング問題を解く上でとても重要な点は、いかに素早くノートをとるかということです。音声が流れている間は絶対にぼーっとせず、汚くていいのでとりあえず素早くノートをとることをおすすめします。試験会場では試験官の方たちがノートを取るための紙をくれるので、私は1枚で足りなくなるほどノートを取りました。リスニングセクションでは問題を解く時間は十分与えられるので、音声が流れている間は問題のことを考えず、ノートを取り続けることをおすすめします。 前回の記事でも言いましたが、TOEFLは海外の大学生が日常的に触れるレベルの音声しか流さないので、海外の現地校で授業を受け、友達と日々会話しているようであれば、これといった対策は必要ないと思います。 では今回はここで終わりにしたいと思います。次回はスピーキングとライティングについて説明します。読んでいただきありがとうございました!
  • TOEFL iBT (1)

    TOEFL iBT (1)

    こんにちは!今回は自分の経験をもとにTOEFL iBT についてお話したいと思います。

    私はTOEFLを合計4回受けました。TOEFLの参考書は持っていたものの、正直TOEFLのための勉強はあまりしませんでした。幼少期の2年弱に加え、中高の間の6年間をアメリカとイギリスで過ごし、高校2年生の時に初めてTOEFLを受けました。何も知識がない状態で受けた1回目の点数は92点でした。1回目のTOEFLで試験に慣れたところで2回目を受けてみたところ、1回目と比べて点数が10点ほどのびましたが、3回目はなんと1点下がってしまいました。少し間を開けて受けた4回目は点数がさらに10点ほどあがり、最終結果は114点でした。点数が自然に上がったのは3回実際の試験を受け試験に慣れ、コツをつかむことができたからだと思います。

    海外の現地校に行っている人であれば、学校で授業を受け、友達と日常会話をしているだけでTOEFL対策は十分なのではないかと思います。個人的に私はそうでしたが、もしかしたら全員にこれは当てはまらないかもしれません。ですが、TOEFLは英検などのように難しい単語が出されるのではなく、一般的な大学生の日常会話レベルをベースにした問題となっています。単語を覚えるタイプの試験ではなく、長文読解、リスニング、スピーキング、そしてライティングの4つのパートに分かれています。例えば、長文読解に用いられる文章内にあまり高度な単語は使用されませんし、リスニング問題では大学生同士の会話、教授と生徒の会話、そして大学の授業内容がメインになっています。難易度の高い問題を解く能力ももちろん大事ですが、それよりもどれほどネイティブ並みのスピードで文章を読み、処理し、スムーズにリスニングやスピーキング問題をこなすことができるかのほうがTOEFLでは重視されていると思います。ライティングに関しても、海外の現地校の英語の授業で出される課題をちゃんとこなすことができていれば、TOEFLのためだけの具体的な文法対策なども必要ないと思います。

    このように、英検などの他の英語の試験と比べると内容がややカジュアルなものになっています。そのため、私は参考書を買って必死にTOEFLのために勉強するのではなく、日常生活の中で英語を使う機会をできる限り増やすことのほうがTOEFLで高得点を自然に取得することにつながると思います。さらに、TOEFL iBTは他の試験とは異なり全てパソコンで行われるため、練習のために一度何も勉強せず受けてみることが試験に慣れる上で大切だと思います。次の記事ではそれぞれの4つの分野の特徴と、気をつけるべき点をより詳しく説明しようと思います。最後まで読んでいただきありがとうございました!

  • TOEFLについて

    TOEFLについて

    こんにちは、Nonです。

     

    多くの日本の大学では、帰国生入試に必要な提出書類の一つとして、「外国語検定試験のスコア」が求められています。

    外国語検定試験とは、個人の語学力を測るテストのことです。受験生の語学力を判断する基準となり、合否にも大きく関わる大事な試験です。

    受験する大学や学部、あるいは受験生が生活していた国や使っていた言語によって、受けなければならない検定試験は異なります。その中でも求められることが多く、また一つ前の記事でも触れられているTOEFLについて簡単にお話ししたいと思います。

     

    TOEFLは、英語を母語としない人を対象とし、彼らの英語能力を測ることを目的としたアメリカ発祥の検定試験です。実施されている国は全世界に及びます。

    特徴は、「Listening」「Speaking」「Reading」「Writing」の4つのセクションから構成されていること。また試験会場では1人1台コンピューターが割り当てられ、すべてのセクションをコンピューター上で行うということです。

     

    このTOEFLの試験なのですが、受験する大学にスコアを直送してくれるというサービスがあります。ウェブで申し込みをする際に志望する大学名を選択すると、結果が出次第、自動でスコアが送られます。また、試験後に結果が自分の手元に届いてから、大学に送るか送らないかを判断し、TOEFLのウェブサイトを通じて大学に直送することも可能です。

     

    私の体験を少しお話しすると、私の志望大学は全て、願書の締め切りまでであれば何度もTOEFLのスコアを送ることが可能で、その中で最も成績の良いものを合否の判断基準に使ってくれるところでした。その為、安心して最初からスコアを送っていました。

    1回目はアメリカで受験しましたが、納得のいく結果ではなかったため、日本に帰国してからもう一度受験しました。2回目の受験は大学が設けている書類の提出期限のギリギリで、スコアの直送が間に合うか不安だったため、納得のいくスコアを大学に送るためにも、早めの受験をお勧めします。

     

    またコンピューター上での試験は、慣れていない人にとってはやりにくいと感じるかもしれません。例えばWritingのセクションも全てパソコンでの入力になりますが、日常的にパソコンを使わない人はタイピングに時間がかかってしまうといった不安もあるかと思います。そういった受験生のための、オンライン模擬テスト等を利用してタイピングに慣れておくのも、対策の1つだと思います。

     

    TOEFLは、英検における「級」のようなレベルごとの試験ではなく、合否というものもありません。4つのセクションにそれぞれ点数が付き、その総合的なスコアによって英語能力を指標するものです。当然、難易度の感じ方や、得意あるいは不得意なセクションは受験生によって大きく異なります。試験内容や、対策の仕方、試験会場についてなど、気になる点があれば気軽に質問してください。

     

    最後まで読んで頂きありがとうございます。

     

  • 現地校のIBコースについて

    現地校のIBコースについて

    こんにちはMiwaです!

    今回はIBについて少し触れたいと思います。

    そもそもIB(International Baccalaureate)とは日本語で国際バカロレアといいます。

    今回は、その基本的な情報“ではなく”、あまり知られていないであろうことについて話します。

     

    海外で暮らすとなると、現地校やインター、日本語学校などの中から通う学校を選択すると思います。IBはそれらの学校の中にあるコースと考えていただけるとわかりやすいかと思います。

    例えば、現地校によってはIBの他にも理系科目のみを扱うコースや経済学コースなどを現地の言語で扱っている学校もあります。

    つまり、IBだからといって学校全体が英語メインで機能しているとは限らないということです。

    英語圏ではない国の現地校でもIBを扱っている学校は多くあります。

    ‶「国際」バカロレアなんだから英語しか使ってないのだろう。″

    と思って実際行ったら英語でも日本語でもない知らない言語ばかりが飛び交う学校かもしれないのです。

     

    私自身スウェーデンの現地校でIBコースを受けていました。

    初日に行われた始業式はすべてスウェーデン語で行われ、講堂ではプリントも何も配られずわけもわからぬまま進みました。

    そんな中生徒がひとりずつ退出し始めたので何事かと思いよく耳を澄まして聞いてみると、名前が順に呼ばれているようでした。よく見ると、ある区切りごとに先生が手を挙げて退出していくのが見えたので、その場でクラスを発表しているのではないかと思いました。

    名前が呼ばれ、他の生徒についていくと教室に入っていきました。全員が集まったところで先生がたどたどしい英語で自己紹介をはじめ、記入するようにと全員にプリントを配り始めました。

    そのプリントは全てスウェーデン語で書かれていたのでさすがに手を挙げて、

    「スウェーデン語は読めないので少し手を貸していただけますか?」

    と聞いたところ、快く応じてくれました。

    しかし、周りの生徒は驚いた様子でこちらを見ていたので、気になって後日できた友人に聞いてみました。

    すると、「この学校でスウェーデン語が話せないのは君ともう一人しか知らないよ。」と言われました。

    現地ではそれなりに大きな学校でローカル色が特に強いというわけではなく、むしろその学校に入る生徒の多くが海外の大学に進学していると聞いていたので驚きました。

     

    これはあくまでも一例で、他国でも同じとは限りません。しかし、何も知らずに入ってみて圧倒されることがあるかもしれません。そういった意味で知っておくと多少の心構えができるかと思います。

     

    びっくりさせてしまったかもしれませんが、もちろん授業はすべて英語で行われます。(難しい単語の説明などの際、多少現地の言語が混ざることもありますが)

    (噂通り)提出物が多く、試験も大変ですがIBを受けたからこそ身につく一生もののスキルが必ずあります。

    私の場合、それは‶批判的思考力″(Critical Thinking)でした。これについてはまた別の記事でふれようかと思います。

    質問・コメント受け付けております。

    最後まで読んでいただきありがとうございました!

  • 帰国生であること、言う?言わない?

    帰国生であること、言う?言わない?

    こんにちは、Miwaです!

    さて今回は、日本の大学についてです。

    進学した後のこと、気になると思います。

    受験のとき一度は考えたことあるのではないでしょうか?

    「小学校や中学では英語が喋れるだけで嫌な顔されたりするけど大学ではどうなの?」

    「国際関連の学部じゃないから英語が喋れることはあまり言いふらさない方がいいのかな…」

    など。

    少なくとも私が受験のときは、塾で何度か話題になりました。

    帰国生であることに限らず、海外で高校を卒業した関係で1年遅く入学することになると年の差が気になる方もいるかもしれません。

     

    体験談に過ぎないので一概には言えませんが、

    大学は想像以上に多種多様な人が集まる場所です。

    アラサーの生徒や、海外からの留学生も大勢います。

    そんな環境の中、自分とは違う経験をしている人に対して好奇心旺盛な人が多くいます。

    グループワークも講義によっては多く行いますが、その中で自分の経験が役立つ瞬間があります。

    帰国生に限った話ではありませんが、思いのほか他者とは違う視点を持っていることに気が付くこともあります。

     

    たしかに、最初のころは「雰囲気やっぱり帰国生っぽいよね」や、「英語(その他外国語)喋って!」などお馴染みの台詞を聞くこともあるかと思いますが(笑)

    それでも半年も経てば誰も気にしません。

    積極的に出していくべき!とは言いません。参考程度に私の体験談をここに置いておきます。

     

    もう明日から2月ですが、4月から新生活が始まる方もいるかと思います。

    今回取り上げた内容以外で、大学生活について不安なことなどあればぜひ質問していただければと思います。

    では!

  • ESLとは

    ESLとは

    初めまして、Nonです。

    私は、約2年間アメリカ西海岸で生活した帰国子女です。
    現地校と呼ばれる、公立高校に通い、昨年6月に卒業しました。

    アメリカの高校の多くは単位制です。そのため、私は転入して直ぐにカウンセラーと相談し、取りたいクラスを選択しました。そのうちの1つがESLと呼ばれるクラスです。

    アメリカに来て間もない生徒は、まずESLに入るというケースが多いため、ESLとはどんなクラスなのかということや、ESLでの体験をお話ししたいと思います。

     

    ESLとは、English as a Second Language の略で、英語を母国語としない生徒に、英語を教えるクラスです。

    海外から来た生徒は、転入してまず最初に、英語のレベルを測るテストを受けます。私はそこで、スピーキングが苦手だと判断され、ESLを取ることを勧められました(ESLは強制ではありません)。

    ESLは英語のレベル別に分かれており、レベルごとに異なる内容の授業を受けます。授業は、短い小説を読んで感想を書いたり、母国の文化を紹介するプレゼンテーションをしたり、単語テストをしたりするなど、英語力を鍛える内容になっていました。
    リーディング、リスニング、ライティング、スピーキングの技術が上がるたびにESLのレベルが上がり、一般のクラスに入ってもついていけるようになると、ESL卒業になります。

     

    ESLに多いのは、南米や中東からの移民です。私が住んでいたところは、アジア人も多い地域だったので、韓国や日本からの生徒もいました。

    アメリカでは、町にいるだけで文化の多様性を実感しますが、外国人だらけのESLでは、さらにそれが強調されているように思います。
    例えば、授業前の先生がいない教室で、私が韓国人の友達と2人でテスト勉強をしていた時、メキシコ人の生徒たちがスペイン語の陽気な音楽を流し踊りだしたのには、非常に驚きました。

    日本での常識が、外国では当たり前ではないことに、もどかしく感じることも度々ありました。ですが、日本にいたら決して知り合うことのなかった人達との交流を通し、文化の違いを身をもって感じたことは、非常に良い経験だったと思います。

    また生徒たちにとって、ESLクラスを担当していた先生は、大きな存在でした。私のESLの先生は白人女性でしたが、外国人や移民に対し非常に理解のある方だったと思います。ESL以外のクラスのサポートをしてくれたり、相談に乗ってくれたり、ESLの生徒達にとって、いつでも頼れる担任の先生のような存在でした。

     

    以上のことは、私がESLで体験したことの一部です。
    私は渡米して1年後にESLを卒業しましたが、アメリカに来たばかりで不安だった時に、外国人として生活する苦労を理解し合える友達や、気軽に相談事ができる先生がいたことは、非常に心強かったです。

    地域や学校、先生によってESLの形態や雰囲気は大きく異なりますし、ESLを設けていない学校もあります。海外経験が少なく不安がある方は、学校を選ぶ際にESLを1つの基準にしてみても良いかもしれません。

    アメリカに限定された体験談を長々と書いてしまいましたが、参考になれば幸いです。