ESLとは

海外の生活

初めまして、Nonです。

私は、約2年間アメリカ西海岸で生活した帰国子女です。
現地校と呼ばれる、公立高校に通い、昨年6月に卒業しました。

アメリカの高校の多くは単位制です。そのため、私は転入して直ぐにカウンセラーと相談し、取りたいクラスを選択しました。そのうちの1つがESLと呼ばれるクラスです。

アメリカに来て間もない生徒は、まずESLに入るというケースが多いため、ESLとはどんなクラスなのかということや、ESLでの体験をお話ししたいと思います。

 

ESLとは、English as a Second Language の略で、英語を母国語としない生徒に、英語を教えるクラスです。

海外から来た生徒は、転入してまず最初に、英語のレベルを測るテストを受けます。私はそこで、スピーキングが苦手だと判断され、ESLを取ることを勧められました(ESLは強制ではありません)。

ESLは英語のレベル別に分かれており、レベルごとに異なる内容の授業を受けます。授業は、短い小説を読んで感想を書いたり、母国の文化を紹介するプレゼンテーションをしたり、単語テストをしたりするなど、英語力を鍛える内容になっていました。
リーディング、リスニング、ライティング、スピーキングの技術が上がるたびにESLのレベルが上がり、一般のクラスに入ってもついていけるようになると、ESL卒業になります。

 

ESLに多いのは、南米や中東からの移民です。私が住んでいたところは、アジア人も多い地域だったので、韓国や日本からの生徒もいました。

アメリカでは、町にいるだけで文化の多様性を実感しますが、外国人だらけのESLでは、さらにそれが強調されているように思います。
例えば、授業前の先生がいない教室で、私が韓国人の友達と2人でテスト勉強をしていた時、メキシコ人の生徒たちがスペイン語の陽気な音楽を流し踊りだしたのには、非常に驚きました。

日本での常識が、外国では当たり前ではないことに、もどかしく感じることも度々ありました。ですが、日本にいたら決して知り合うことのなかった人達との交流を通し、文化の違いを身をもって感じたことは、非常に良い経験だったと思います。

また生徒たちにとって、ESLクラスを担当していた先生は、大きな存在でした。私のESLの先生は白人女性でしたが、外国人や移民に対し非常に理解のある方だったと思います。ESL以外のクラスのサポートをしてくれたり、相談に乗ってくれたり、ESLの生徒達にとって、いつでも頼れる担任の先生のような存在でした。

 

以上のことは、私がESLで体験したことの一部です。
私は渡米して1年後にESLを卒業しましたが、アメリカに来たばかりで不安だった時に、外国人として生活する苦労を理解し合える友達や、気軽に相談事ができる先生がいたことは、非常に心強かったです。

地域や学校、先生によってESLの形態や雰囲気は大きく異なりますし、ESLを設けていない学校もあります。海外経験が少なく不安がある方は、学校を選ぶ際にESLを1つの基準にしてみても良いかもしれません。

アメリカに限定された体験談を長々と書いてしまいましたが、参考になれば幸いです。

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