東大の帰国子女たち

大学生活

こんにちは、momoです。

今回は東京大学の帰国子女の実態について取り上げます。

東大には帰国子女入試があり平成30年度は15人が帰国子女枠で入学しました。東大の帰国子女入試の出願資格は上智やICUのものと比べ厳しく、少なくとも最終学年を外国の学校で終了しない限りは出願することができません(詳しくはこちらをご覧くださいhttps://www.u-tokyo.ac.jp/ja/admissions/undergraduate/e01_02_04_02j.html)。しかし東大にはこれらの条件を満たし、帰国子女枠で入学した帰国子女以外にも「隠れ帰国生」がたくさんいるんです。かくいう私もその隠れ帰国生の一人にあたる訳ですが…今日はその隠れ帰国生たちの実態について紹介します。

東大の英語の授業の1つに教養英語という授業があります。この授業では入試の英語の成績によって3つにレベル分けされ、トップ10%の学生たちが一番レベルの高いG1に分類されます。G1の学生は帰国生または隠れ帰国生たちが多く、授業では高度な英語のディスカッションが展開されます。もちろん帰国生でない学生たちも英語のレベルは高く、積極的に参加しています。

また、入試の英語の得点が高かった学生(上位1割程度)は学生は第二外国語を集中的に学習する、トリリンガルプログラム(TLP)を履修することができます(詳しくはこちらをご覧くださいhttp://www.cgcs.c.u-tokyo.ac.jp/tlp/)。TLP生は週1または週2の必修の第二外国語の授業に加えて週2回のネイティブの先生による授業と週1回の日本人の教授による授業を受けることになります。必修の授業で文法を学習するのに対しTLPの授業ではスピーキング、リスニング、ライティングなどの実践的な能力を身につけることができます。TLP生のみが参加できる2週間ほどの短期語学研修が春と夏に開催されており、現地でみっちりとその言語を学ぶことができます。TLPが開講されている言語は現時点では中国語、フランス語、ドイツ語、ロシア語、韓国語の5つの言語です。一番人数の多いTLP中国語は文系、理系それぞれ1クラスずつTLP生のみのクラスがあり、クラスメートと切磋琢磨しながら語学の学習に励むことができます。また、他の4言語では2年生の夏までしかTLPが開講されていないのに対し、TLP中国語は4年生まで受講することが可能となっております。とことん語学を追求したい方には中国語が向いているかもしれませんね。とはいえ他の言語でも高いレベルまで到達することは可能です。友人のフランス語TLP生は2年の春に仏検2級に合格していました。

TLP生には隠れ帰国生がたくさんいます。聞いた話によるとドイツ語TLP生は半数以上が帰国生だそうです。中にはドイツ生まれの猛者もいるんだとか…

TLP履修には高い英語力が絶対条件です。TOEFLで110点以上取りながら入試の得点が足りずTLPを受講することができなかった人がクラスにいてびっくりしました。東大のトップ10%の壁の高さがうかがわれます。

今回は東大の「隠れ帰国生」たちがどのようにその語学力を発揮しているかについて紹介しました。最後までお読みくださりありがとうございます。

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