大学・帰国子女入試 面接内容

受験準備

こんにちは

今回は、帰国子女入試受験の面接の内容についてお話しします。

あくまで、私が受けた大学の話になってしまいますが、私が出願した大学では以下のような質問をされました。

 

1.あなたが住んでいた国と母国(日本)の大きな差は何ですか。

2. この大学に出願した理由は何ですか?

3.大学を卒業した後、どのように大学で学んできた内容を活かしますか?

4. 英語にはどのくらいの自信を持っていますか

5. 成績について

高校でどのような勉強をしてきたのか(特に日本語の成績について)

6.大学に入学するまでの間どのように過ごしますか?

 

 

1つ目の質問では、ただ単純に気候や食文化の話をするのではなく、自分が滞在していた国の宗教や価値観について話してみるといいと思います。生活の中で、その国の人々に宗教はどのような影響を与えているか、また人々の価値観は、どのように宗教によって影響されているかなど…それに対して、自分自身がどのように捉えているか。プラス面だけでなくマイナス面についても話してみるのもいいかと思います。(他国の文化や宗教・価値観を否定するという意味ではありません。)あくまで、他国の文化を尊重し、母国との違いを実感したことを話すといいと思います。

2つ目の質問では、きちんと大学へ進学する志望動機について話せば基本、問題ないと思います。面接試験の前に、出願する大学のホームページや資料などから、自分が志願している学部についての情報を集めておくととても良いです。例として、「私が〇〇大学、国際社会学部に志願した理由は、高校で学んできた英語を活かし、多くの外国人とのコミュニケーションをとりたいからです。また、外国人に英語を通して、日本の文化や習慣について伝えていきたいです」という理由では、面接官から「その志望理由であれば本校でなく、他大学の国際社会学部でもできるよね」と言われてしまう可能性が非常に高いです。なので、出願する大学の独自のスタイルや他の大学にない魅力について考え、調べておくと、安心して話せると思います。

3つ目の質問では、大学卒業後の自分が何をするのかについて語らなくてはなりません。この質問は非常に難しいですが、事前に調べておけば大丈夫です。その学部がどのような就職先に生かせるのか、その学部を卒業した卒業生はどのような活動や仕事をしているのかなど、ネットや大学の学部の説明資料などに目を通しておくといいと思います。

4つ目の質問では、正直英語にあまり自信がない方は、答え方に悩んでしまうと思います。実際、私自身トーフルの点数があまり良いとはいえなかったので、自身を持って英語ができる!とは言えませんでした。ここで、正直に「私は英語に自身がないです」というのではなく、どのようにそれを受け止め、どのような勉強してきたのか、またこの先どのように英語力を伸ばしていくのかを具体的に述べることで、面接官に前向きな(やる気のある・努力家な)印象を与えることができます。面接では、いかに自分の短所やマイナス面を面接官に前向きに捉えさせるかが大事です!

5つ目の質問は、必ずしも聞かれるとは限りません。あくまで私の話になってしまいますが、高校の成績について、けっこう詳しく聞かれました。あまり良い成績ではない教科について、なぜそのような成績になってしまったのか、どのように改善したかなど聞かれました。成績が優秀な方であればまず、この質問はされないと思うので問題はないと思います。しかし、万が一、得意科目ではない教科の成績について聞かれた際には、4つ目の質問と同じような答え方をするといいと思います。苦手な科目の成績を伸ばすためにどのような努力をしたか、これから何をして自分を成長させていくか、など前向きな姿勢を面接官に見せることが大事です。※日本の大学なので日本語の成績に関しては詳しく聞かれる可能性が高いです。

6つ目の質問では、大学に入学するまでの期間をどのように過ごすかを答えました。私は、法学部に進むことを決めていたので、「ニュースや新聞などから世の中で何がおきているのかを知り、自分なりに研究し、知識を増やしていけるよう努力します」と答えたのを覚えています。入学するまでに、自分が何をすべきか、何が必要かを考えておくといいと思います。

 

今回も読んでくださり、ありがとうございました。

受験生の皆様のご健闘をお祈りしております。

 

 

 

 

コメントはまだありません

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

受験準備
大学受験に向けた小論対策

ほとんどの大学受験で必要となる小論文の対策をどのように行なったかを今回は取り上げていきます。 小論文 …

受験準備
慶應PEARLについて

慶應PEARLとは慶應義塾大学経済学部の中の、授業を全て英語で行う9月入学のプログラムです。出願に必 …

受験準備
TOEFL iBT (3) – スピーキングとライティング

こんにちは!今回は残りの2セクションであるスピーキングとライティングの特徴と、解く際私が気をつけてい …

ツールバーへスキップ