都立国際高校について

高校生活
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はじめまして、Ericaです。

 

今回は私の通う都立国際高校についてお話しします。

 

都立国際高校は目黒区の駒場東大前にある、平成元年に創立され、都立高校で唯一国際科コースとIBコースが併設されている高校です。

 

IB生徒(1学年約20名)と一般生徒(1学年約220名)の授業は全て別れていますが、ホームルームは同じなのでIB生徒、一般生徒関係なく仲良くすることができ、部活、委員会、行事では一緒に楽しんでいます。

 

都立国際高校の生徒(通称 国際生)の生活を一言で表すと、ズバリ「毎日が異文化交流」です。

 

そもそも、都立国際高校には様々な入試制度があり、いろいろなバックグラウンドをもった生徒が通っています。

 

<入試制度>

4月生入試                                      9月生入試

1 一般推薦(約40名)               8 帰国子女 一般生 (約10 名)

2 一般学力(約100名)           9 帰国子女 IB生 (約5名)

3 在京外国人 (約25名)

4 帰国生日本人校 (約15名)

5 帰国生現地校 (約25名)

6 IB生 日本人 (約15名)

7 IB生 外国人 (約5名)

 

都立国際高校では純日本人の生徒や帰国子女、在京外国人生徒、そしてIB生徒など様々な生い立ちの人と学校生活を共にしているので、学校内で廊下を歩いていると日本語、英語のみならず、韓国語、中国語、スペイン語などが聞こえてきます。彼らと一緒に毎日の生活を共にすることで自然と様々な文化に触れることができます。

 

また、留学制度が整っているのも都立国際高校の魅力の一つです。

 

いつのタイミングで留学するのか、留学後元居た学年に戻るか、学年を一つ落とすか、または三年の夏に留学する場合はそのまま卒業するかどうかも本人次第で決めることができます。

 

ちなみに、私はカナダと日本のハーフですが生まれも育ちも日本のため、英語をもっと上達させたいという思いと、海外で生活し現地の学校に通いたいという思いのもと、高校1年生の8月から高校2年生の5月までアメリカのアリゾナ州に留学し、学年は元在籍していた学年に戻りました。

 

そして、国内大学進学だけではなく、海外大学進学のサポートも充実しています。

 

二年次からは必修科目の他に10単位まで選択科目をとることができるのですが、文系や理系、興味のある授業を選択することができ、海外大学進学に必要な授業を取ることもできます。

 

私の場合、高校二年生のときはまだ国内大学一般受験と海外大学受験で迷っていたので、国内大学の一般受験に必要な世界史の授業と、海外大学受験に必要なSAT (Scholastic Aptitude Test)の勉強をする授業を選択していました。

 

最後に、現在高校三年生の私にとって都立国際高校での高校生活も残り数ヶ月となりましたが、これまでの学校生活を振り返ると、都立国際高校では留学から委員会、部活、行事、ボランティアなど自分のチャレンジしてみたいことを何でも挑戦することができ、語学の面はもちろん人間性の面でもとても成長させられました。三年前この高校を受験することを決めて本当に良かったと思っています。

 

今回の記事で少しでも興味を持ってくださった方はぜひ桜陽祭(文化祭)や学校説明会などに参加してみてください。

 

9月 桜陽祭(文化祭)

10月 第二回授業公開

           第一回学校説明会

11月 第二回学校説明会

 

最後まで読んでいただきありがとうございました!

はじめまして。とても参考になりました。英語圏に住んでいて今年中3になる息子がいます。生まれも育ちもこちらで日本語の会話は出来ますが、読み書きは出来ません。日本語の読み書きが出来なくても通っている生徒さんはいらっしゃるのでしょうか? また息子の場合どちらのコースになるのでしょうか? 宜しかったら教えて頂けませんでしょうか?

はじめまして。コメントありがとうございます!
都立国際高校には日本語の読み書きができない生徒も何人も通っています。15年間オーストラリアに住んでいた私の友人は入学当初日本語の読み書き以前に日本語を話すこともあまりできませんでした。しかし、現在は日常会話には全く困らない位日本語が上達しました。都立国際高校には日本での教育を受けていない生徒も多いので、英・数・国・理・社が五つのレベル別に分けられていて、プレイスメントテスト(クラス分けテスト)の成績に応じて、入学後生徒一人ひとり違った時間割が渡されます。
具体的にお話しすると、英語:1グループ 数学:1グループ 国語:3グループ….. の様な形です。なので、ホームルームは同じでも授業が全然かぶらない人がいる、なんてことがおこります。
これまでお話ししたのは一般コースの場合でIBコースだと全く違ってきます。一般とIBは受験日から当日の試験内容、入学後の授業内容まで異なっています。私は一般コースなので基本的なことしかお伝え出来なくて申し訳ないですが、IBコースは国語と体育以外のすべての授業を英語で行っているコースです。一年生の時は日本の高校三年間の勉強、二年生からはバカロレアプログラムに移り、私たち一般生とは全く異なった授業をしています。簡単にまとめると、IBの方が勉強が毎日の勉強がすごく大変!という感じです。
一般コースでもIBコースでも日本語が得意ではない生徒は沢山いるので心配はないと思います。
またなにかご不明な点ございましたらご連絡ください。
質問者様のお受験のご健闘をお祈りしています。

初めまして、娘が都立国際高校を受験しようか考えています。在米10年の娘なのですが、日本語の会話はそれなりにできますが、読み、書きが日本の中学3年生のレベルはありません。普通の一般コースで、英語が上のクラスでも、他の教科は日本語で教えているのでしょうか? 例えば、数学とは日本語で教える数学でしょうか?それとも英語ですか?今、受験にむけて、オンラインで家庭教師を申し込んでいるのですが、日本語で数学を勉強した方がいいのか、それとも英語で数学の勉強をした方がいいのか迷っています。

ミキ様

コメントありがとうございます。ご返信が遅くなってしまい申し訳ございません。Ericaが当サイトの管理人ではなくなったため、私の方からご返信します。
一般コースの場合、英語以外の授業は日本語で教えています。ただ、2、3年生になった時にSAT対策などの授業を履修すれば数学を英語でも学ぶことができます。
回答がお役に立てれば幸いです。よろしくお願いいたします。

こんにちは。はじめまして。大分時間が経ってからのコメントですみません。
アメリカと日本の両方の国籍を持つハーフの娘の母です。都内在住です。
入試制度が幅広いようですが、どの枠で受験されましたか?
日本で生まれ育ち海外在住経験はない娘ですが、在京外国人枠受験の資格はあるのでしょうか。
まだ小学生ですが英検2級は取得済みです。

Bali 様
コメントありがとうございます。ご返信が遅くなってしまい申し訳ございません。Ericaが当サイトの管理人ではなくなったため、私の方からご返信します。
受験資格の有無については、都立国際の方で事前の受検確認を行っています。
http://www.kokusai-h.metro.tokyo.jp/exam/international.html
こちらのサイトを参照して、学校に直接確認されるようにしてください。

6件のコメント

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